花とみつばちさんの映画レビュー・感想・評価

花とみつばち

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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

4.5

この前「 ベニスに死す 」を久しぶりに観て、無性に興味を感じたビョルン・アンドレセン。
まだ 60 歳代だと言うのにかなり老け過ぎているが、佇まいがやはり美しい。
ヴィスコンティに一時溺愛されたものの
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スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記(1970年製作の映画)

3.5

ビョルン・アンドレセン目当てで観たんだけど、少ししか登場しないし、充分主役を演じられたと思うのだけれど残念だった。

若過ぎるペールとアニカのカップル。
この2人だけではなく周囲の大人達の切実な事情を
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フットルース(1984年製作の映画)

3.5

80 年代特有さを感じさせる、ひたすら若いケヴィン・ベーコンがカッコ良い作品。
埃っぽい田舎町で、硬く厳しい規律のある閉塞的な町に都会からレン( ケヴィン・ベーコン )が転校して来る。
個人ではなく、
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

4.0

病気である薫( yui )は太陽が沈むと行動できる。yui が家の窓からバス停にいる孝治( 塚本高史 )をずっと思っている。
それだけで、凄くすきなシチュエーション。キュンってなってしまった。
特に塚
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

5.0

この当時の風間杜夫の人気は凄かった。レコードまで発売されていたしね。
だが、この作品の主演男優賞は平田満、助演男優賞が風間杜夫だった。
ヤス( 平田満 )と小夏( 松坂慶子 )の無茶苦茶な純愛が涙を誘
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

5.0

ルキノ・ヴィスコンティ監督はなかなか手がだせない。古いモノクロだったり「 山猫 」は劇場で観たにも関わらず途中で挫折したが、「 ベニスに死す 」だけは馴染み深い。
何て美しい 130 分。
アッシェン
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生きる歓び(1960年製作の映画)

4.0

アラン・ドロンとルネ・クレマン監督のコンビ作品。
軽快でスパイスが効いていて面白かった。第一次世界大戦後除隊したもののお金と仕事に困りファシスト党員の黒シャツ隊に入隊。
始めの任務はある反ファシスト達
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.5

私の様な下心が強い人間にはもの足らない内容というか、どこか寂しくもどかしい。
渡辺大知と奈緒の二人。ずーっとパラレルな関係のまま。渡辺大知は買った缶ジュースやケーキまで素直に渡せない繊細さ。気持ちを奈
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さすらいの二人(1974年製作の映画)

4.0

愛の不毛三部作や「 欲望 」のミケランジェロ・アントニオーニ。あまり分かりやすい内容ではないと覚悟していたが雰囲気が最高だった。
ジャーナリストであるデビッド・ロック( ジャック・ニコルソン )が砂埃
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青葉繁れる(1974年製作の映画)

3.5

1970 年代の若者の青春映画。
下駄を履く仙台の高校生達4人。
東北の訛りが強くて台詞がなかなか入ってこなかった。
中でも、端正で垢抜けた草刈正雄の美しいこと!そして秋吉久美子の初々しい姿が特に素敵
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(2000年製作の映画)

3.5

藤山直美という女優さん大好き。大阪弁で話す台詞と佇まいがとっても良い。
この作品の彼女は関西の尼崎で妹を殺害した逃亡者を演じる。時にコミカルに、時にシリアスに…。
母親が亡くなり香典を鞄に詰め込み逃げ
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トッツィー(1982年製作の映画)

4.5

心が凹んだ時に観たくなる「 トッツィー 」。特に日本で放送された「 ゴールデン洋画劇場 」の小松政夫の吹き替えバージョンが大好きです。
主演のダスティン・ホフマンが演じる女優ドロシーが大好きです。
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いちご白書(1970年製作の映画)

4.0

昔 VHS で鑑賞してから数十年がたち再鑑賞。すっかりレア作品となったこの作品がプレミアムシネマで放送されて嬉しい。
大学の漕艇部のサイモン。ストライキ中の大学内に徐々に染まって行く様子が描かれる。そ
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死んでもいい(1992年製作の映画)

3.0

石井隆監督の作品の「 名美 」シリーズ。
毎日映画コンクール等数々受賞、キネマ旬報ベスト・テンとかなり当時話題となった作品かと思う。
主演は、大竹しのぶ、永瀬正敏、室田日出男の3人。大竹しのぶと室田日
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ラブ・ストーリーを君に(1988年製作の映画)

4.0

私は澤井信一郎監督のファンです。もっと評価されても良い監督かとずっと思っていて、原田知世の「 早春物語 」河合美智子「 恋人たちの時刻 」も凄く好きな作品です。
今回の作品も、澤井信一郎監督のお馴染み
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卒業(2002年製作の映画)

3.5

堤真一を知ったドラマ「 問題の教師 」というのがあり、彼の魅力の衝撃は凄かった。
残念ながらこちらの作品は堤真一の魅力がさほど表現されていない。
はっきりしない男性、大学講師真山悟。
母性本能をくすぐ
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サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

4.0

少し容姿は変わってしまったけど「 欲望 」のデビッド・ヘミングス、「 昼顔 」マーシャ・メリルが出演している。
何度も観ているこの作品、映像が綺麗だし、古びているが廃墟となったお屋敷やクラシカルな車等
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

村上春樹の小説「 納屋を焼く 」が原作らしい。ミステリーなんで凄く興味深くストーリーを追って行ったのだけれど、観た直後より時間が経った方が不気味に思えるし、引き込まれ方は凄く良かった。
農村で暮らし小
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オレンジ・ランプ(2023年製作の映画)

4.0

なんて綺麗に描く実話だろうか…( 嫌味 )
現実はきっとこの真逆で立ち向かわなければならないのだろうと思う。
映画では家族の愛と会社の理解、優しい仲間がいるけれど、現実は孤独でしかないのではと。
39
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ルージュ(1987) 4K(1987年製作の映画)

3.5

80 年代作品のレスリー・チャンの美しいこと!
内容はファンタジー、1930 年代の遊郭で出逢うユーファとチャン十二少。愛を誓い来世で会う事を約束して心中する。相手が判る様に暗号は 3811 。だが、
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私の好きな季節(1993年製作の映画)

3.5

昔何かで鑑賞した記憶がある。そしてVHS で「 背徳のささやき 」というタイトルだったけど、どちらが先か分からないが改題されている。
カトリーヌ・ドヌーヴが50歳の時の作品、娘のキアラも出演しているが
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ヘルバスター 避暑地の異常な夜(1975年製作の映画)

4.0

この作品昔観た頃嫌いだったのに再鑑賞してみたら意外と良かった。
ハードボイルドなジャン=ルイ・トランティニャンが見れます。
冒頭から暴走族に煽られ、家族で乗る車が事故に。ポール( ジャン=ルイ )が気
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花実のない森(1965年製作の映画)

4.0

主演は、若尾文子というより園井啓介の方が主役かもしれない。
妖艶な若尾文子が見れるこの作品、松本清張の小説を映画化したもの。

次々に男性を虜にするみゆき( 若尾文子 )に興味を持った梅木( 園井啓介
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鮮血の女修道院/愛欲と情念の呪われた祭壇(1975年製作の映画)

2.5

1975 年の作品だし、ゴシックロリータ系かと思ったけれど、何だか違って凄い世界観。
内容はさっぱり分からなかった。
アルカルダとジュスティーヌ。可愛いフワフワヘアスタイルにロングドレス、シスターの衣
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恋のためらい/フランキーとジョニー(1991年製作の映画)

3.0

「 スカーフェイス 」で共演のアル・パチーノとミシェル・ファイファー。こちらが数年後の作品。
正直2時間が長かった~
ほっこりとした内容ではあるけれど、共感が今一つ湧かない。
恋に臆病なフランキーとグ
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白い婚礼(1989年製作の映画)

4.0

ドロン「 高校教師 」、イーストウッド「 愛のそよ風 」、トリュフォー「 隣の女 」を寄せ集めた様な作品で面白かった。
高校教師の中年男性フランソワ( ブリュノ・クレメール )が若い 17 歳のマイル
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ニコラ(1998年製作の映画)

3.5

物憂げな少年ニコラ。
父親の車でスキー合宿に向かうニコラ。到着するが鞄を卸し忘れてしまい、やがて父親がその鞄を持って戻って来るのを待つのだがそれ以後父親は姿を現さ無かった。
母熊が子熊を愛する様に育た
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天使の宿り木(2004年製作の映画)

3.5

ヴァネッサ・パラディ、当時 32 歳、相手役のヴァンサン・ロティエが 18 歳での共演。なら仕方ないのかな……
あらすじは、飾り窓で働く女が電話を取ると、ペギーという元娼婦から頼み事をお願いされる。ビ
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サガン -悲しみよ こんにちは-(2008年製作の映画)

4.0

フランソワーズ・サガンは一時よく読みました。彼女の小説に出てくる女性の主人公は、うんと贅沢が好きですぐ傍にある愛をポイっと投げ棄てる、そんな事を簡単に仕出かす主人公が素敵で!このサガンの一生を2時間に>>続きを読む

愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

5.0

ヒッチコックの「 裏窓 」みたいだけど、こちらの方がずっと背徳的でワクワクする。ポーランド映画のDVDの始まりの宣伝映像お洒落で大好き。

孤独な青年 19 歳のトメク。硝子が粉々に砕ける綺麗な硝子粒
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知りすぎた少女(1963年製作の映画)

3.5

カラー作品でないのが残念。
物語は、アメリカからイタリア、ローマに旅行に来た少女ノラ。推理小説好きなノラが実際に事件に巻き込まれて行く。

飛行機の中で隣の男性が煙草を譲ってくれて一本吸ってしまうが、
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別れの朝(1970年製作の映画)

3.5

斜陽貴族で馬を愛する娘ニナ。
叔母の息子を愛するが同性愛の男性がいて思うように愛してくれない。
第二次大戦で屋敷がドイツに占領されるが若いドイツ軍将校との禁断の愛に走るストーリー。

ジャン=ガブリエ
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ジャックポット(1974年製作の映画)

3.0

この作品、評価二分されてますね。
主演ジョージ・シーガルとエリオット・グールド。
ギャンブラーの物語なんだけど、最初のポーカーのところからガヤガヤワチャワチャと騒がしく集中するにもストーリーが無い。た
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三人の女(1977年製作の映画)

3.5

何とも奇妙な内容なのだ。
昔この作品の DVD を持っていたが、私には合わずで売ってしまったが、他ではなかなかの高評価で驚いた。あれから数年、ロバート・アルトマン監督は好きなんで再チャレンジ。だが、以
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雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)

4.5

日本でソフト化されていないのが残念なこの作品。序盤から何だかロバート・アルトマンらしい雰囲気。きっと良い意味で期待通りにならないだろうなって思いながら観ました。

セレブなアパートメントで暮らす美しい
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ルシアンの青春(1973年製作の映画)

4.5

1944 年のフランス。
まだわずか17歳で若く未熟な青年ルシアンは病院で真面目に働く清掃員。小鳥を撃ち、兎を追い掛ける暇な日常。
母親が父親の留守中に愛人男性と暮らし、息子のルシアンにあまり来るなと
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