NHK-BSPプレミアムシネマ録画鑑賞
B級映画の巨匠、ドン・シーゲル監督の初西部劇、初めてユニバーサルで撮った作品。
数々の西部劇で活躍したオーディ・マーフィーが早撃ちガンマンの主人公を演じる、
強盗団に父を殺され、敵を討つために町にやってきた青年ガンマンが保安官助手となり、悪漢に立ち向かう。B級アクション映画の名匠ドン・シーゲル監督の傑作ウエスタン。
原題 『The Duel at Silver Creek』
1952年米作品77分
製作 レナード・ゴールドスタイン
監督 ドン・シーゲル
原案・脚本 ジェラルド・ドレイソン・アダムス
脚本 ジョセフ・ホフマン
音楽 ジョセフ・ガーシェンソン
撮影 アーヴィング・グラスバーグ
出演 オーディ・マーフィー スティーブン・マクナリー フェイス・ドマーグ
日本語字幕 宮崎幸子
(NHK番組内容より)
シルバー・シティの近辺で砂金の採掘場が次々と強盗団に襲われていた。父を殺されたルーク(マーフィー)は、敵を討つために町へやって来る。拳銃とポーカーの名人で”シルバー・キッド“という異名を持つルークは、ひょんなことから保安官タイロン(マクナリー)の助手に任命され、2人は金塊を盗んだ犯人を捜しだそうとするが…。
低予算、早撮りで有名なB級作品の巨匠、シーゲルの初ウェスタン作品。
弟子のイーストウッドもシーゲルの薫陶を受ける。
テンポ良く、勧善懲悪、2人の男と2人の女、ロマンス、アクションのテンポがいい。悪役の強盗団が極悪非情なキャラクターでわかりやすい。
主演は、第二次世界大戦中、米陸軍兵士として欧州戦線で数々の武功から多数の勲章を授与され戦後、映画俳優となったオーディー・マーフィー。
本人自演で欧州戦線での活躍を描いた『地獄の戦線』(1955)でマーフィーの活躍は見たことあるが、西部劇で活躍の彼は初めて観たが早撃ち&2丁拳銃はかっこいい!
そして最後に、ダスティとの愛も成就。
サクッと観られる77分。
シーゲル監督がブレイクする前の作品を楽しめた。
【忘備録】
(キャスト)
・Luke Cromwell – The Silver Kid
- オーディ・マーフィ Audie Murphy
・Opal Lacey
- フェイス・ドマーグ Faith Domergue
・Marshal Lightning Tyrone
- スティーブン・マクナリー
Stephen McNally
・Jane "Dusty" Fargo
- スーザン・キャボット Susan Cabot
・Rod Lacey
- ジェラルド・モア Gerald Mohr
・Johnny Sombrero
- ユージン・イグレシアス
Eugene Iglesias
・Rat Face Blake
- James Anderson
・Pete Fargo
- ウォルター・サンド Walter Sande
・"Tinhorn" Burgess
- Lee Marvin
・Jim Ryan – Bartender
- George Eldredge
・Dan 'Pop' Muzik
- Griff Barnett