何発撃たれても当たらない弾、しかしこっちが撃てば百発百中。そんなヒーロー補正の働いたエリック・ロバーツによるエリック・ロバーツの為のポンコツ映画。
ジュリア・ロバーツのお兄さんエリック・ロバーツ主演という時点で既になんか嫌な予感なんだがコレが割と良かった。
エリック・ロバーツ渋くて好きなんだけどいかんせんポンコツ作にしか出ていなくて、もうエリック・ロバーツを見るとポンコツやろどうせ。という刷り込み入ってるよね。
ブッチャーの異名を持つ最強の殺し屋メルルは組織に裏切られ、対立する組織の金を強奪した罪を被せられ命を狙われる事になるのだが、、、
ストーリーはよくあるB級ポンコツなんだけど、監督がスコアドと仲良しのジェシー・V・ジョンソンという事もあり銃撃アクションはこの頃から最早流石の一言。
ラストのパブでの銃撃戦は『ウルフオブリベンジ』を彷彿させるバイオレンスな銃撃戦で
顔面にショットガンぶち込んで頭部破壊したり、腕を吹っ飛ばしたりとジョンソン監督の持ち味であるゴアも程よく感じさせる激しさがありましたね。
特にエリック・ロバーツが金メッキ加工のコルトガバメントを2丁拳銃で戦うとこめっさかっこええ。
ラスボスにはロバート・ダヴィ、そしてマイケル・アイアンサイドと無駄に脇役も豪華なので得した気分でございました◎