るー

カティンの森のるーのレビュー・感想・評価

カティンの森(2007年製作の映画)
4.5
生きていくにあたって選択があること。
どちらか又はどれかを選んでも大半が希望であること。
選択して生きていける現代の私たちは贅沢な時間を生きていると思う。
あの時代を生きた人たちの人生には選択肢が1つもない、それどころか不意に後ろから突き飛ばされて選ばされるような人生。

国は違えど彼らのような人たちが今日生き残ることを願い、平和や日常が戻ることを心の底で願い、多くの人のあとにできた今がある。
今のまま流れるままに生きていくのは、あまりにも贅沢だと思った。
そして低きに流れていかない世の中をいつまでも続けることを願いたいです。
るー

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