カティンの森の作品情報・感想・評価・動画配信

「カティンの森」に投稿された感想・評価

のんchan

のんchanの感想・評価

4.3
必見すべき事実に基づいた秀作🌟

第二次大戦下に起きた『カティンの森事件』(下記※参照)を今まで知らないで生きてきた...世の中にはまだまだ知るべき事実が沢山ある‼️

自らの父親が同事件の犠牲者だったアンジェイ・ワイダ監督が、両親に捧げ、この事件を風化させない為、80歳で取り組んだ力作。

ナレーションの一部を抜き書きすると
「犯人は極悪非道のナチス。
 無抵抗の捕虜が殺害された。
 冷静かつ組織的な虐殺だった。
 将校や技師や医師....
 1万人以上のポーランド知識人が    
 戦争でにわかに軍服を身に纏い...」

とにかく、何の罪もないポーランド🇵🇱人が犠牲になった。
ユダヤ人だけではなかった事に新たな驚きがあった。

1939年当時のポーランドはドイツとソ連に侵攻されていた。そこでソ連が2万人以上のポーランド人の捕虜を虐殺し、その罪をドイツに被せて知らないそぶりを続けていた。終戦になってもポーランド政府はその事件を知りつつも、同じ共産主義国のソ連に何も言えず、公にはドイツのせいにしていた。実際に家族が殺された人たちは「そんな有耶無耶にされるのは納得いかない!」と怒っていたわけですね。

この映画はそんな【国の秘密】に振り回された人たちの悲しく虚しい、やり場のない葛藤の物語でした。

途中、当時の動画や写真が挿入されています。目を覆いたくなる光景ですが、それを知る必要はあります。


※『カティンの森事件』
1940年、第二次世界大戦中にソビエト連邦のスモレンスク近郊の森で約22,000人のポーランド軍将校、国境警備隊員、警官、一般官吏、聖職者が、ソビエト内務人民委員部(NKVD)によって殺害された虐殺事件。
こんな話が実在していた事も知らずに生きてた。世の中残酷な話だらけだ。
kk61sgt

kk61sgtの感想・評価

4.7
FIlmarksでの評価が3.7とそれほど高くなかったが、傑作だと思う。ポーランドで起きたカティンの森事件の残忍さとポーランドの歴史・人々を知る。
結末まで観る者を惹きつける脚本、カメラワークが素晴らしい。
でも再度観るには時間と勇気が要るだろう。
majizi

majiziの感想・評価

3.9
ポーランドの悲劇、カティンの森事件を題材にした作品。

ポーランドは第二次世界対戦でドイツに占領され、ドイツの敗戦後はソ連の共産圏支配下に。

戦時中にソ連の捕虜となったポーランド将校たちがカティンの森で虐殺される。

最初に重機で穴を掘り、それから次々と銃殺して即、穴埋め。

死体が大量に出ると伝染病が流行るため、あらかじめ何もかもが用意周到。
その淡々とした行為は、言葉がでないほど残酷。

殺す側も何を思っていたのか。
上からの命令だけで、機械のように働くソ連兵たち。

戦後、ソ連はその行為を敵国だったドイツの仕業に捏造。

被害者の家族や死を免れた元ポーランド軍人など、真実を知る人々が声を上げることは死を意味する社会。

嘘をついても、口を閉ざしてもずっとそのことに苛まれる。

もちろん抵抗すれば死が待っている。
どう生きても、先は暗い。

ポーランドの途切れることのない苦難は、ドイツとソ連の間に挟まれた地理的不幸に基づくとはいえ、深くて底が見えない沼のようです。

この事件をソ連がようやく認めたのはゴルバチョフ時代。

そしてスターリン犯罪の責務として認めるものの、プーチンは謝罪はしないという状態。

アンジェイ・ワンダが両親に捧げた作品。
戦争映画を見れば見るほど知らない事実がどんどん明らかになってく。戦争を二度と繰り返さないためにも、もっと広い知識を教育する必要があるんじゃないかなって改めて思う作品。
んの

んのの感想・評価

3.7
ポーランドって名前だけで哀しく
痛ましく凄惨!
それにしても女優陣皆美しい事!だけに余計残酷惨たらしさが際立つ!
KYOKA

KYOKAの感想・評価

5.0
知られざる事実のお話。
これは異国のことだけど、衝撃と苦痛をとても感じた。
今は、素敵な一つの国であるがその裏には悲しい事が隠れてる。このことを知らずしてポーランドの何を知るというのか。
Yuzuki

Yuzukiの感想・評価

4.1
第二次世界大戦時、ポーランドがこんなにも両側から攻撃されてて、苦しんでいたなんて知らなかった。

最後の方のシーンは吐きそうになってしまうくらい私はちょっと観るに耐えなかったけど、それでも観て良かったと思う😥
恥ずかしながらカチンの森事件を知らなかったので、勉強させてもらいました。
どこまで脚色あるか分からないけど、教授とか役職のある人間ーーいわゆる国を立て直せる人間ーーから抹殺していく感じは、クメールルージュと同じ。
ラストの苦痛、、、束の間の空白、あれの何の時間?黙祷?
精神を安定させてからでないと中々見られない映画という事もあり、見なきゃ見なきゃと思いながら大分時間が経ってしまいました。そうか、演出はアンジェイ・ワイダだったんだあ、と思いましたが、考えて見れば実際に戦争を体験したポーランド人ですからねえ、適役でしょう。この映画で初めて知ったのですが、彼の実父は、このカチンの森で亡くなったポーランド軍大尉だったそうです。まあ、素材が素材ですから、映画としてどうのこうのという話ではないでしょうし、想像の通り、あまりにも酷い歴史的事実にいたたまれない感情でいっぱいです。いや、もっと強いかな。ソヴィエトに対しての怒り以外の何ものも感じません。戦争は恐ろしい、同じ人間がこんな鬼畜のような所業をするなんて、というなかれ。相手はポルシェヴィキ(共産党)です。意見が違えば、トロッキーみたいにアイスピックで頭カチ割って殺すような人達なのです。一般化しないで下さい。

それにしてもです。ポーランドは、もっと早く戦時体制に出来なかったのかなあ、国ごと無くなってしまうという危機感は無かったのかなあ、と思うのです。宣戦布告なしに侵攻されたって言うけど、彼らはいつもそうじゃないの。(憲法9条守って侵略されそうになってる、どこぞの国には言われたくないでしょうが。。。)おそらく1932〜33年のホロドモールは知っていたでしょうし、1939年8月23の独ソ不可侵条約の段階で気付くべきだったのです。何をどうすれば、ポーランドの地元で25万人もの軍人が武装蜂起させられて拉致されるなんてことが起きるのか。その人数の多さに愕然とします。カチンの森事件の被害者は22000人ですが、その残りの10倍もの行方不明者は一体どうなったのか。例の如く、プーチンはスターリン・赤軍の問題であって、うちの責任ではないなんてスットボケたことを未だに言ってますが、欧州人権裁判所なりにかけて徹底的に真相究明すべきでしょう。ましてや、2010年「カティンの森事件追悼式典」に出席する為ポーランド大統領夫妻初め多数の政府関係者を乗せた政府専用機が墜落した事件、案の定というか、最近になってロシアによる暗殺じゃないのか、なんて記事が外信に出てましたから。

アメリカのバイデンに「あいつはタダの人殺しだ」と言われた今がチャンス!(笑)序でに、北方領土返還(2島なんて寝ぼけたこと言わず、占守島含め20島全部!)と70万人のシベリア抑留の賠償金も請求しましょう!
>|

あなたにおすすめの記事