カティンの森の作品情報・感想・評価

『カティンの森』に投稿された感想・評価

りと
4.2
「自由なポーランドはありえない」

監督の父親が犠牲者だった点と、監督が80歳になってこの映画を作った点が重くのしかかる。他の映画は撮ってもこの題材を選べなかった理由とは。

ドイツとソ連の争いによって分割占領されたポーランド。
そのポーランドの兵約1万人が行方不明となった顛末。
これが通称カティンの森事件なる出来事。

こんな事件があったことも知らなかったし、ポーランド…

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虐殺描写が生々しい。
人がシステマティックに殺されていくの怖過ぎ。

公然の嘘とそれに抗う人々。
さすがに命かかってたら自分は与してしまうだろうなぁ。

最近になってロシアが否定してきたり飛行機墜落…

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ポーランドを代表する監督アンジェイ・ワイダの御年80歳の作品。

アンジェイ・ワイダの作品は初期の「地下水道」を随分前に見たきりで、本作が二作目の鑑賞。

冒頭に“両親に捧ぐ”とあるように、監督のお…

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ポーランドはドイツとソ連に挟まれて、ホント大変😱
今現在、世界地図にポーランドという国が1つの国として掲載されているが、多くの犠牲になった人々のことを決して忘れてはいけない。捕虜を虐殺して、それをド…

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自分が利用しているレンタルショップで本作がなぜかアクション映画の棚に置かれていたが、これはもはや犠牲者への冒涜にも取れる。

アンジェイ・ワイダ監督が自身の父上が犠牲になったという″カティンの森″事件を描いた渾身の一作。
独ソ不可侵条約の秘密条項にはドイツ・ソ連それぞれでポーランドに侵攻し領土を分け合いましょう、という一文…

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本日の巣ごもり鑑賞。

監督自身の父がカティンの森事件の犠牲者で、劇中に出てくる美術学校志望の若者も、画家志望だった監督の話を織り込んであるのかも。

事実を元に物語が進み、対戦中の独ソのプロパガン…

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3.8

てっきりアンジェイ大尉が捕虜になってカティンの森で虐殺されるまでの流れを追う物語だと思ってたから、途中でちょっと戸惑っちゃったんだけど……カティンの森事件後のポーランド市民の生き様が描かれているとこ…

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アンジェイ・ワイダ監督を知ったきっかけは名画座。『地下水道』『灰とダイヤモンド』の2本立てだった。ポーランド知識ほぼゼロの学生に理解できるはずもなく、監督に申し訳ない出合いになってしまった。
大尉だ…

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