なあなあで仕事はしてはいけないな、と感じた作品。
アメリカ大統領が乗る飛行機に唯一飾られている政治雑誌、『ニュー・リパブリック』
25歳で最年少のスティーブン・グラスは斬新かつ面白い切り口で特ダネを掲載するジャーナリスト。
彼は仕事ができ人望も厚かった。
そんな彼が起こしたある事件が今作のストーリー。
実話だという事に驚いた。
今作はスティーブン・グラスさんに凄い苛立つ作品。
そういう意味ではヘイデン・クリステンセンさんの怪演が素晴らしかったのでは？と思う。
スティーブン・グラスさんのキャラクター設定が実際にいそうなもので、あぁ、病気だなぁと感じた（笑）
多分、自分が考えている事が嘘だとかそういうの感じないんだろうな。
嘘が真実本当になっていってしまうんだろうな。
彼がジャーナリストじゃなくて小説家とかだったらまた違う未来になっていたと思う。
スティーブンとチャックの心理戦はハラハラドキドキ。
チャックは庇っていただけに裏切りに腹が立つ感じは理解できる。
一番感じたのはなあなあで仕事はしてはいけないってこと。
信頼は必要だと思うけど、
〈あの人はそんな事をする人じゃない〉
〈あの人は良い人〉
なんて偏った考えで真実を受け入れないような仕事の仕方はいけないんだと思った。
仕事の仕方や上に立つ人の厳しさを感じられた良い作品だと思う。
ストーリー : ★★★☆☆
映像 : ★★☆☆☆
設定 : ★★★☆☆
キャスト: ★★★☆☆
メッセージ性 : ★★★☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆
cc/ニュースに、本当と、嘘はあるのか⁈
