権威ある政治雑誌『ニュー・リパブリック』の記者スティーブン・グラスによる記事捏造の実話を描く。
最初は取材源に騙されたのかと思いきや実は全部記者の捏造だった。さらにその事件だけでなく今までの多くの事件も捏造だったとなっていく。
スティーブは嘘を小出しにし「これは確かに嘘をついたがそれ以外は本当だ」と言ってはさらに嘘がバレてを繰り返す。それを上司はどんどん追求していくのだけど、嫌われてる上司は周囲からスティーブンを執拗に追い詰めてると見られてしまうし、スティーブン本人までが「僕が嫌いだからだろ」とか言うのが面白い。
周囲にこんな人がいたらと思うとなかなかに怖い。