このレビューはネタバレを含みます
これはそんなに好きじゃない。
まず役を降りた戸田恵梨香の代わりにヒロイン役となったのが多部未華子だった。正直多部未華子は嫌いな女優さんではないけど今まで戸田恵梨香のなおちゃんを見てきた身からすると多部未華子演じるシノミヤユウは物足りなかった。
違うキャラクターだからあんまり言いたくないけど、なおちゃんのときみたいな馬鹿正直さがもっとあるべきだった。なおちゃんはどこまでも真っ直ぐでみんなが助かるために終始奮闘していたから感動もした。
だけど、シノミヤユウはみんなが助かるために最初から奮闘しなければ一度裏切っている。それがライアーゲームでは当たり前だが、このドラマのヒロインにそういうのは求めてなかったから残念だった。その上、終盤になってからやっとみんなが助かるために動く。なおちゃんを見習うべきだ。
あと、芦田愛菜必要だったのかな?
それにゲームの内容もイマイチだった。わざわざ結末の後日談みたいな映画作ったのにただ椅子を奪い合うだけのゲームだった。恐らく実写化シリーズで一番地味なゲームだった。
唯一、良かったのは過去作にいたキャラクターがいたことだった。福永はもちろんファイナルステージのマイさんがいたことに驚いた。なおちゃんに救われたマイさんが最初にシノミヤユウを救うシーンは感慨深かった。
全体的に地味だったし、完全にキャラ設定を失敗したと思う。残念な作品だった。
そのうちドラマもレビューします。