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妻あり子あり友ありてのseapony3000のレビュー・感想・評価

妻あり子あり友ありて(1961年製作の映画)
4.0
汽車のなかで居眠りしてる間にスリに合うおっちょこちょいの坊主頭おいどん大木実の楽しい警察日記かと思いきや、シビアな刑事たちとその家族の日々と歴史。とはいえ大木実と高千穂ひづるの初夜や、揉めた後のガバリとか性のパートが気になりすぎる。手作りの捕縄を夫に渡しながら、縄の特性を詳しすぎるほど語るひづる。気になりすぎる。結婚の夜にお祝いの花持って来たパトロール中の巡査の背の高いほうが大木実の実弟なんだそう。大木実がメインなんだと思っていたら、その後さらに同僚の佐田啓二、大木実の息子の津川さん(配役無理ありすぎ)と、戦中から戦後へと刑事クロニクル。スリか寿司屋かの三井弘二も店舗増築。エピソード満載の大作。当時35歳くらいか佐田啓二。警視総監からの定年の金時計は妻乙羽に女物をと申し出る佐田啓二。
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