ロメ男

めしのロメ男のレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
4.3
成瀬巳喜男の日本らしい小さな映画という印象。

「めし」というタイトルが全てを物語っている。

原節子演じる三千代が少々嫌なことがあってもこれが女の幸せかと腹を括り生きていこうとする描写には悲しさが溢れる。

そして、今みたいに女性に仕事も家事も要求される世の中ではなく家事を仕事とするような世の中には最近の作品より観やすさを感じた。
ロメ男

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