ロメ男さんの映画レビュー・感想・評価

ロメ男

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その女を殺せ(1952年製作の映画)

4.8

久々みたけど天才!!

創作意欲を刺激してくれる一作。
70分完璧。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

主人公のルーティーン、反復を心から肯定したい。
私は面倒臭さ故に生活をルーティーン化してしまう人間なのだが、そんな私からしたらあそこまで自分を見つめ自分の生活を彩るための反復を行う彼に感嘆してしまう。
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Valimo(2007年製作の映画)

3.8

工場の出口みるんかい。

うちのくそ会社にも映画みれる部屋作れよな。

ワイヤーを通して/スルー・ザ・ワイヤー(1987年製作の映画)

4.0

映画作ってその中に出てくるバンドのMVを撮って仕舞えば、自然と映画もMVも撮れる。なんて発明だ。

カウリスマキぽい絶望のたたみかけと思っきしフィクションの奇跡、6分に全て詰まってるし最後2人揃ってデ
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.2

脱獄史上最も端的な脱獄がいつものカウリスマキのリズムを転調させる。

ラブだぜ。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.1

眉月じゅんの描く漫画が好きなんだがその理由が映画みて分かった気がする。ど名作。

鶴は翔んでゆく/戦争と貞操(1957年製作の映画)

4.8

ストーリーを超えるカメラワーク、画面構成ワクワクが止まらない。

カラトーゾフの作品は余裕で自分の想像を超えてくる。戦争映画否、まさに芸術です。

まじで時間なさすぎてfilmarks全然更新してない
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

不穏な毎日には、現実とか関係なくただただ美しい物語があればいいんだ。

「花束みたいな〜」を繰り返すようであれだが、大切な人と見に行くのがいいです、これは。

ありがとう、カウリスマキ。

君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.6

久しぶりに単行本を楽しみに買ってる漫画なんだが、漫画を超える勢いで輝く森七菜に感嘆するもののそれ以上がなかった。、

そして最近まじで夜寝れねえ。

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.7

この映画見るとまじで死ぬほど好きな恋人が欲しくなるよね。

最高の結婚映画なんだが、トンカツ食ってる時のカメラのパンとか、最後のカウンター越しの会話のショットとかどれも好きすぎる。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

クリープハイプは「気づいたのが遅かったなんてよくある話で笑っちゃうよな」とか歌ってなんの情緒も解決策もなく私たちを肯定してくれなかったけど、どうか列車よ、乗り遅れた私たちを乗せてどこか連れてってくれ。>>続きを読む

帽子箱を持った少女(1927年製作の映画)

4.5

これに関して主人公が可愛すぎる僕の偏愛映画にランクインです。

アデュー・フィリピーヌ 2Kレストア(1962年製作の映画)

3.8

メーヌオセアンが最高すぎて期待を全く超えてくれなかった。

バカンス映画というジャンルがあるとすれば、面倒臭いロメールの世界がやっぱり愛おしく感じてしまうんだよ…

メーヌ・オセアン 4Kレストア(1985年製作の映画)

4.8

エブリシングエブリウェア〜が大嫌いなんだが、あの映画が伝えることを放棄したこのめんどくさい世界の生き方の全てが詰まっている。

この世界に希望を抱いた。
まじありがとう。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

アートが自然と政治的なものになると言うクローネンバーグの姿勢を感じつつも、まあこんなもんか。

ぼくの小さな恋人たち 4Kデジタルリマスター版(1974年製作の映画)

4.2

去年国会図書館で観て以来、映画館でやっと観れた。

まあ絶望的なまでに何かが変わる瞬間なんてないし、かなり暴力的とも言える映像だがカメラワークが幾分か映画と自分との間に距離を取らしてくれる気がして、い
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.9

時に顔のアップが私たちに暴力的な強制力を与え、地獄とも言える無限ループ(自転車やバス)から私たちを解放してくれないんだが、最後の顔の切り返しスローモーションからの果てしなく続く自然が周り(ループし)こ>>続きを読む

Tuesday(原題)(2015年製作の映画)

3.2

アフターサン観に行こうと思ってて全然行けてないからとりあえず観といた。まあまあ。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

宮崎駿観に行ったのに売り切れでしょうがなく同じ時間にやってたから観たんだが、スパイダーマンノーウェイホームとはまた異なるファンサ映画。別にそこに文句もないしぼちぼち楽しめたけど、せっかくキノコが大きく>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

2.6

坂本裕二はサブカル要素で私たちを惑わせることはしないものの、諸問題を解決しようとする意思が見えないし、そこをなんとなく綺麗な映像で乗り切っちゃおう感が否めない。まじつまんねえ。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.4

馬がちゃんと走ってて最高だったし、なんか久しぶりにワクワクして最高だった

小説家の映画(2022年製作の映画)

3.0

言葉の世界に疲れる主人公が手話の自分のものにそっと落としこんでいく序盤のシーンが1番の盛り上がりだった。

まじで主人公が作った映画を流した意味がわからない。ホン・サンスの意思が介入しすぎな気がしてあ
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ドイツ零年(1948年製作の映画)

4.5

映画館で観れて幸せすぎる。

徹底したカメラワークをみた。

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

4.4

シネマテークよ、ありがとう。

デカイはずなのに狭さを感じる家や、時に擬人化する動物たち全てが装置となって愛の流れを堰き止めては解放する感覚。

カサヴェテスの映画はみてると何かやらねばいけない感覚に
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Dans le vent(原題)(1963年製作の映画)

3.7

ELLEはコラージュに使ってお世話になってるから、親近感湧いてよかった。

最高のコラージュだぜ。

ブルー・ジーンズ(1958年製作の映画)

3.9

メルカリで売れたもの送る箱にエアコンのリモコン間違えて入れて送っちゃったり、会社つまんなかったり、まあうまくいかない毎日なんですが、このゆるさに救われるよね。
ロメールよりも自然で時代や歳を捉えるナン
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バルドー/ゴダール(1963年製作の映画)

3.6

今んとこ会社つまんねえ。これ観てる方が断然ワクワクするじゃねえか。

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