難しい映画。現代のやかましい時代からすると、”束縛された奥さん可哀想”みたいな見方も出来てしまうが、そんな単純な善悪ではないだろう。
三千代は中盤で「進歩的」な言葉を口にする。しかし東京の実家に戻っ…
家族の反対を押し切って結婚、東京から大阪にやってきた夫婦が生活に苦しんだりすれ違ったりするお話。
おなじ監督・原作コンビ(成瀬巳喜男と林芙美子)のものとしてはサッパリだった「浮雲」より本作のほ…
無神経な男、几帳面な女。それぞれがその枠を逸脱する時、夫婦はまことの絆に気づけるのだろうか。
情緒がどことなく明るいからこそ、劇中の節々に配置された不幸が遅効性の毒のように効いてくる。
人生に影…
この映画を「あの時代」として見てしまうと身も蓋もない。
夫の鈍さにイラッとくるが、実直で人間性としては嫌いではない。妻は芯の強さと他人の苦境を悲しむような慈悲深さも併せ持つ。
名優二人の感情表現が素…
2026年2月、録画視聴。
周りの人に「幸せな奥さん」と言われて、物憂げな表情。困り眉が綺麗だなぁ。ヒソヒソと「気楽でいいね」と噂された近所の2号さんの方がゆったりして余裕がありそうに見える。独身…
里子が鏡に映るシーンなんかは彼女の純粋無垢さを表しているのだろうし、そういう点が三千代の昔を想起させるのだろう。三千代は佳樹が里子を叱責した時も困った様な表情を浮かべてどちらかと言えば里子の方に着く…
>>続きを読む再見。
視線と原節子の表情で全てを分からせてしまう。外の家の前にある階段良い。あとやっぱり米研いでる原節子と寝っ転がってタバコ吸ってる上原謙とか、手前で寝てる原節子、奥にいる杉葉子ら等、ふすまで区切…