黒主任

めしの黒主任のレビュー・感想・評価

めし(1951年製作の映画)
3.8
決して裕福とは呼べない質素な長屋住まいの怠慢期夫婦(と猫)宅に突然転がり込む姪・里子。彼女の自由奔放な振る舞いをきっかけに自分を見つめ直す主婦・三千代。これといって大きな出来事があるわけじゃないんだけど、最後まで飽きさせないのは原作が素晴らしいのか、監督が素晴らしいのか、はたまた原節子が素晴らしいのか。

柵に座る子供を見て涙を堪えるシーンの意図が理解できずに居たけど、他のレビュアーさんの解釈をみて目から鱗。

どうでもいいが、生意気な里子の尻を何発か叩いてやりたくなる。
黒主任

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