松田光正夢我夢中

ノートルダムのせむし男の松田光正夢我夢中のレビュー・感想・評価

ノートルダムのせむし男(1923年製作の映画)
-
4/15シネマート新宿 活弁シネマにて。

ヴィクトル・ユゴーはノートルダム聖堂を訪れた時、何世紀も前に壁に掘り刻まれたギリシア語の「宿命」の風格と悲痛に打たれ、この作品を書く決意をしたという。

原作とは大きく内容が異なるが、米国のユニバーサル社は世界で初めて映画化し、100億円以上をかけたセットを造り上げた。

ノートルダムの鐘は、権力への非常ベル、民衆蜂起を告げるゴング、そして報われない男へのレクイエム。

これこそアメリカン・ニューシネマの源流だった。