おーつ

ヒックとドラゴンのおーつのレビュー・感想・評価

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)
3.8
犬や猫よりも羊が好きな私にとっては意外な映画でした。いや、てっきりタイトルからしてドラゴンの映画だと思っていたんですよ。(もちろんドラゴン映画なんですけど)ドラゴンから『羊』を守る屈強なバイキング達の物語だったんです。私と同様に羊を愛する男達が羊のために命を懸けて戦う描写に感動。

羊を好きになったきっかけは「ひつじのショーン」ですが、他にもぬいぐるみの「メルくん」などもほぼ同時にハマりました。
いつも眠そうで草をモグモグ食べ、時々毛を刈られるだけで人生を全うしている。
なんて羨ましいんだろう。。
普段から様々な外圧的な刺激を受ける人間にとって羊という存在はどこか癒されるんですよね。
「あんしんセエメエ」やヘーベルハウスの「ラムくん」、ドコモの「ひつじのしつじくん」などの企業のキャラクターに選ばれるのも納得。
もう一つ、映画好きだと「羊たちの沈黙」が連想されますよね。あの映画の中でもクラリスの純粋な幼少期を象徴している存在であって、食人主義のレクター博士とは関係していません。この映画を未見の羊好きの皆さん、たしかに羊のお話がありますが悲惨な羊のシーンがあるわけではありません。安心してください!笑
そして自分だって可能ならばずっとゴロゴロしていたいと考える事があるのですが、たぶん社会的にも人間的にも不味いと思うし、
仮に一日中ゴロゴロしてたら退屈のあまり自ら何かしらの刺激を求めて行動を起こすことでしょう。
きっと私が死んで生まれ変わる時に輪廻の輪から解脱する事はないので、できれば畜生道の「羊」が(せめて人間道が)いいです。

ごめんなさい、少し脱線してしまいました。
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正直、続編の2が日本未公開になった事が話題になって初めて存在をしったシリーズです。

内容はこの上なく王道で、
父親はバイキングのリーダー的存在なのに、主人公の息子はか細く戦いには不向き。
そんか彼がドラゴンのトゥースと出会う。
本来敵同士である2人の絆が、バイキングとドラゴンの関係に大きく影響していく。

まぁ感想もなにも絶対面白い内容なのですが、ストーリーのテンポも良くて、主人公の周りのキャラクターとドランゴんの種類が多様性に富んでおり誰一人イライラするやつが出てこない。
しかもドラゴンに跨って空を滑走するシーンは、映画館でみたい!!
この場面だけでも3作目は劇場に行こうと決めました。

さぁ、続いて2を観てみたいのですが
皆さんの感想がどんどんハードルを上げています。笑
楽しみだ。
おーつ

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