おいちゃん

ブギーナイツのおいちゃんのレビュー・感想・評価

ブギーナイツ(1997年製作の映画)
4.0
シンプルに面白いPTA映画の代名詞。
カメラのフォーカスやズーム、見事な長回しの映像でテンション的確にコントロールされた。
PTAは魔法使いか。

男らしさのかけらもないルーク・スカイウォーカーみたいな髪型のマーク・ウォールバーグとかめちゃくちゃ若いドン・チードルとか出てて時代を感じた。
やっぱりヘザー・グラハムは最高だし、なぜこの役?と思ってたらいきなり本領発揮してくるフィリップ・シーモア・ホフマンも流石。
ジュリアン・ムーアも脱ぐしみんな身体張ってて凄い映画だった。

映画の最初と最後で全く顔つきの違うマーク・ウォールバーグは2時間半で描かれるキャラクターの成長を体現している。
実に見事な映画だった。

最後のモザイクは完全に映画のメッセージに水を差してるのでやはり規制は害悪。
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