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ブギーナイツのKのレビュー・感想・評価

ブギーナイツ(1997年製作の映画)
4.0
98 年に作成された 70 年代後半から 80 年代の米国ポルノ業界を舞台にしたお話。
大きさと連射可能な体質を見込まれ、ポルノ業界に足を踏み入れた主人公。
デビュー作からとんとん拍子でスターの階段を登っていくが、ドラッグ、慢心によってその栄華も長くは続かない。
笑いあり、スリル有り、暴力有り、お色気ありと娯楽としての要素を備え、完成度も高い。
音楽、ファッション、映像で演出する 80 年代もどこかノスタルジックで楽しい。
長回しの多いカメラワークが斬新。バードマンっぽいね。バードマンがブギーナイツっぽいのか。
見終わった後に知ったのだけれど、主人公役のマーク・ウォールバーグって、ディパーテッドのクチの悪い刑事の人か。びっくり。
フィリップ・シーモア・ホフマンの隠し切れないゲイ感を持て余す演技がとても良い。
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