Kiri

八日目の蝉のKiriのレビュー・感想・評価

八日目の蝉(2011年製作の映画)
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「命を奪えば死刑なのに私たち親子の心をズタズタにしてもあの女は死刑になりません」
「あの笑顔に慰められているような、赦されたようなそんな気がしました。赤ちゃんを殺した事や奥さんのいる人と結婚しようとした事全部、この子は赦してくれている、そう思いました」
「困るって何で?あんた何にも悪く無いじゃん」
「一人で苦労するといつか親のありがたみが分かるよ」
「他のどの蝉も七日で死んじゃったら何も悲しく無い」
「小学校の頃友達の誕生日会行ったんだよね、で、その子の成長記録のビデオとか見せられてーどうでも良いもん見せるよね」
「私産むよ、人の子供盗んだりしないように、一人で産むよ」
「私だって普通に育てたかったわよ、普通の母親になりたかったわよ。女の子が母親と笑い合っていると妬ましくて悲鳴あげそうになるのよ」
「どうすれば良いの?えりなちゃんに好かれたいの」
「ダメ母でも二人いればましだよ。ダメかなそういうの」
「八日目の蝉はさ他の蝉が見られなかった何かを見られるんだもん。もしかしたらそれはすごく綺麗なものかもしれないよね」
「待って下さい、その子はまだご飯を食べていません、よろしくお願いします」
「何でだろう、もう私は子供が好きだ。まだ顔も見てないのに」
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