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八日目の蝉のものレビュー・感想・評価

八日目の蝉(2011年製作の映画)
4.5
初鑑賞。名作は名作なんだと思わされた。
自分より子供の幸せを望むカオルの母、子供より自分の幸せを望むエリナの母。対照的で、どうしてもカオルの母に感情移入してしまい、ふと誘拐犯で、犯罪者であることを忘れてしまう。いくら「いい」母親になれたとしても、犯罪者であるという点でやはりカオルの母も、エリナの母同様歪んだ愛情ということには変わりない。
そういう点では自分のお腹にいる小さな命を心から愛することができたエリナに幸せになってほしいと思った。
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