母になるってどういうこと?を、キャリアを真剣に考えるほど考えるようになって。それでこの映画をある人に勧められて、大号泣だった。
「私は千草に全部話したよ。誰かに聞いて欲しかった、聞いてもらった、それで何で母親になれると思うの?なれるわけないじゃん子育てなんて出来るわけない、だって知らないもんどんな風に可愛がってどんな風に叱ってどんな風に仲良くなって良いかも分かんない、母親になんてなれない」の井上真央の心の叫びで涙腺崩壊した。
男が怖くても憎くても、母親にならなれるんじゃないかな。この千草の台詞にもまた涙腺壊れた。
好き勝手種をばら撒いておきながら父親にはなってくれない不倫男たちの話は程々に、ひたすらに「母」の愛と苦しみの重さだけを書いた話。
「お腹の中にいる誰かに、私が知ってる知らない綺麗なもの全部を見せる義務があるって」良い言葉ね。