ぽん

八日目の蝉のぽんのネタバレレビュー・内容・結末

八日目の蝉(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


何度目かの視聴だけどずいぶん久しぶりに。だいすきな作品。


どう考えても希和子が悪いんだけど、それぞれがかなしくてなんか誰が悪いとか言えなくなっちゃうなって。

エリナちゃんに戻ってからは母娘関係がうまく結べるわけがなくて、結局エリナが持ってるいわゆる母親の愛情って、薫として受けた希和子からの愛情だけなんだよなあ。自分の子供に大好きって伝えたい、きれいなものを見せたい、って思うのも、希和子からもらったもの。ママ大好きな薫ちゃん見てると希和子と引き離さないでって思わずにはいられんよなあ。エリナも、本当のママも、悪いわけがないんだけど。
男どもはクズやけど。笑


井上真央は妙に色っぽい。小池栄子は変わった役を上手に演じてる。
永作博美は、最初死んだような目をしてたけど薫と暮らすうちにどんどん明るくきれいになっていったなあって。

小豆島の魅力がたくさん詰まった映画。
ぽん

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