ヴェローナ行きたい

八日目の蝉のヴェローナ行きたいのネタバレレビュー・内容・結末

八日目の蝉(2011年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

(小説未読)
何度観ても慣れなくて、ずっと辛い。

不倫した旦那が元凶で1番最悪( ‾᷄꒫‾᷅ )
希和子がしたことは誘拐で悪いことなのに、彼女を嫌いになれない。だけど、嫁の立場なら最悪の女。
・・・でも、そもそも旦那が浮気してなかったら、
こんなことになってないんだってばー!!

不倫相手の子どもを誘拐し4年間育てた希和子(永作博美)と、彼女に育てられた過去を引きずったまま大人になった恵理菜(井上真央)。それぞれが抱える複雑な思いや《母性》をテーマにした話。

『その子は、まだご飯を食べていません。よろしくお願いします。』のシーン。これって、愛以外のなにものでもないから、胸を打つ。このシーンがあるから、また観たい作品になってるのかも。

最後の井上真央ちゃんの『この島に帰りたかった』とか『私、何でだろう。もう、この子が好きだ。まだ顔も見てないのに、何でだろう。』とか・・・しっかり母の、希和子からの愛情を受けてたんよね( ´^`° )

今回、初めてエンディングの曲をしっかり聴いた。
中島美嘉[Dear]♪
歌詞が映画とリンクしすぎて、余韻がすごい。
「この作品のための曲?」って気になって調べたら、
『杉山勝彦さんが、映画のことをイメージしてたみたいなんですけど』って中島美嘉がインタビューで言ってて、スッキリᐠ( ᐛ )ᐟ

偶然だけど、小豆島のロケ地の学校とか行ったり、
給食みたいなランチを食べたり、良い思い出♡