えんな

八日目の蝉のえんなのレビュー・感想・評価

八日目の蝉(2011年製作の映画)
4.5
八日目の蝉は、1993年12月に起こった「日野OL不倫放火殺人事件」に着想を得て描かれた作品。
最初は「なんだあ?めちゃくちゃ胸糞やんけ」って思ったけど、観ていくうちに京子と薫の恩愛に強く心を打たれて、このままずっと一緒にいてほしいと願ってしまった。
本当の親でも、違う親でも、そこに愛情があれば成り立つもんだと思ってる。

なんと言っても、キャストさんの表情管理が凄まじく良い。
強さの中に、哀しさや葛藤が詰まってる、切ない顔にグッとくるんだなあ。

宿った命に、生まれてきた子どもに罪はないよね。
どこか別の世界線で、2人が一緒に幸せに、穏やかに暮らせていればいいな。
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