八日目の蝉のマンメンミのレビュー・感想・評価

小説を読んでいるような気持ちで観賞できた作品です。
誘拐した子をめぐる、血の繋がりや家族がテーマになっています。
誘拐することは勿論悪い事で、それさえなければ親子間では何も問題がなかったかもしれません。
しかし誘拐された子どもと誘拐犯の主人公の現状で、誘拐犯と実の両親どちらから親の愛情を注がれていたかを考えると苦しくなりました。