清水

イレイザーヘッドの清水のレビュー・感想・評価

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)
3.3
 『イレイザーヘッド』を観るのは2度目である、相変わらず気味悪く意味不明な映画だ。不快感という言葉がよく似合う。居心地の悪い映画だ。
 産まれた胎児のみずみずしさは言うまでもなく、目をこするときのグチュグチュギュムギュム、とした音の気持ち悪さがとにかく耳から離れない。
 主人公の奥さんの実家は人間がひとりもいないように錯覚させる。

 この逃げ出せない窮屈感は、デヴィッドリンチ作品の醍醐味か。
清水

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