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イレイザーヘッドのkyonkyonのレビュー・感想・評価

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)
4.7
感無量です。ブッ飛んでますね本当に
これは確かにカルトムービーの代表と呼ばれる。

初見だけのただの考察ですが、
きっとヘンリーは若きリンチ自身な気が。ヘアや境遇が如何にも重なるので。
ヘンリー(Henry)とリンチ(Rinch)が逆さっぽくなっているところも興味深い
そしてこの一連の描写は、現実を受けての彼の脳内のイメージもしくは妄想か。

精子が「ブヨブヨの幼虫的なやつ」で、
奇形の赤ん坊は「望まず出来てしまった子供」か。
何故頭が鉛筆になり合格とか言われるのかはもう感じれなかったが、つまり彼の若い時の厳しい現実と、その時のド変態リンチの脳内の「捉え方」がこの作品かと。

鬼才はデビュー当初から鬼才でしたね。
怪しい精神世界がまたもや、
「ブロックチェックの石床」に「ウォールカーテン」に「奇人・変人」付きで、
この頃からブラックロッジの価値観に共通するとは、正直鳥肌トマラン、です。
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