オーウェン

キングダム見えざる敵のオーウェンのレビュー・感想・評価

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)
4.0
娯楽アクションの形を取っていながらも、節々のセリフにはっとさせられる。

冒頭の説明から社会派の定性も持っていることが窺える。
自爆テロから始まる情勢に今の時代を重ねておき、サウジへの潜入方法。
意外な伏線に絡めてのアクションと、中東情勢は今なお危険な参上を伝える。

ジェイミー・フォックスが硬派に演じるも、ゲイリー・クーパーの余裕の演技が頼もしい存在。
白眉はアラブ人を演じたアシュラフ・バルフム。
さり気ない演技が見事だ。

締めは驚きのラストの一言。このセリフが一番伝えたかった事だろう。
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