キングダム見えざる敵の作品情報・感想・評価・動画配信

「キングダム見えざる敵」に投稿された感想・評価

sy

syの感想・評価

3.4
手持ちカメラで撮った映像がいただけないものの

ジェニファー・ガーナーはこういう役も似合う。エイリアスの時代から彼女のファンだからというのもあるが、戦う彼女はやはり魅力的だ

さて、企図された演出なのか知らないが、終始グラグラした画面には苛立ちを感じる。ストーリーはなかなか面白いのだから残念。このように撮影をした作り手の意図は理解できない
ケンヤ

ケンヤの感想・評価

2.9
最後のセリフが両者が思っている限り更なる憎しみが続くなと思った
アメリカ人VSテロリストの構図だが、中東問題は根深いもので、テロがなくならない事情が真摯に伝わるシリアスな社会派。

ヒロイズムと鮮血への高揚感を滾らせながら、復讐の連鎖が持つ絶対的な不毛性を説く佳作。

ラスト30分は圧巻の一言。
いつものピーター・バーグなんだけど、アバンというかオープニングのおさらい映像がかっこよくておしゃれ。つまり開幕10割。

近年のは実話ベースではあるんだけれど、これはベースとなる事件はありつつも完全にフィクション。

高速で移動する理由が尾行を見分けるためだとか、その辺の考証部分なんかもさらっと取り入れてたり、アクション多めだったり、フォーマットがチームものであるのでその辺も含めて何気にバーグ作品では結構好きな部類。

ていうか製作にマイケル・マンがいるからか、銃撃戦とか妙に迫真なんですけど、それがかえって娯楽性を高めてしまっているきらいもあり、終盤の銃撃戦に関してはどう観ればいいのかわからなくなってくる。

敵組織の子どもによって射殺されてしまうファーリスと、その子どもを射殺するしかなくなるロナルド。そこで生じる敵でありながらも一方では守るべき子どもを殺さなければならなかった、という問題は、ファーリスの死という(語弊を恐れず書くならば)安直な悲哀に中和させられてしまう。しかし、「俺たちの勝ちだ」という慰めにもならない空虚な慰めの言葉が、「お父さんはとても勇敢だった」と言わざるを得ないどうしようもなさが、ファーリスの死によってもたらされる悲哀すらも無化していくようにも見える。のだけど、そこはアメリカンなマインドで「君のお父さんとはいい友達だった」というセリフが恐ろしく陳腐に聞こえてくるので結局台無しになっているような。

また敵陣をせん滅したあとに「とりあえず丸く収まったね」と言いたげに流れるダニー・エルフマンのメロウなスコア。これは他のピーター・バーグ作品でも同じような感じなのだけれど、しかし、この映画においてはそのメロウなスコアをながっしぱなしにしつつも最後に明かされる両者の「奴らを皆殺しにしてやる」という言葉が、その甘ったるい音楽にくさびを打ち込んでエンドクレジットに移る。

何が言いたいのかと言うと、これ、実はかなりバランスに苦慮しているんじゃないかと思えるんですよね。

2007年といえばまだ911テロを引きずっていたころですし(今でもそうだけど)、その後遺症というか対症療法的にアメリカを鼓舞するような映画がたくさんでてきたのだけれど、しかし一方でテロの行為をテロリストにだけその責を担わせることに無理があるというのも言われていたことで、だからこの辺のばらんすがみょうにちぐはぐになっているような気もする。

むしろあえてこういうバランスにしているのかもしれない。この人のフィルモグラフィーは結構面白くて、「バトルシップ」とか「ハンコック」とかのアメリカンパワー(?)な娯楽映画を撮っている一方で「ウィンド・リバー」みたいな映画の製作もしてたりする。

まあでも社会問題に対して意識的であることは間違いないのでしょう。もしかしたら「パトリオット・デイ」とか「バーニング・オーシャン」とか大事なとこ見落としてる可能性もあるなぁ・・・。

アダム・マッケイの作風は、かえってアメリカ的過ぎて実は自分の中では楽しみつつも好きになり切れない部分もあるのですが、ピーター・バーグはもっと生真面目な感じがあって、そこがむしろ好感を持てる部分でもあったりする。
nanakuma

nanakumaの感想・評価

4.0
この根深い問題が解決するときは来るのだろうか。
何が正義か、正義なんてあるのか、非常に考えさせられます。

サウジアラビアはとても怖い国に感じました。
サウジ王室について多くを語ったわけではないですが、雰囲気は感じ取った人も多かったんじゃないでしょうか。
Yuta

Yutaの感想・評価

3.6
見返しました。

どうして現場に血が流れるんだって話だね。残念ながらこれも実話。
OsamuSaint

OsamuSaintの感想・評価

3.0
王国、そこは仲間は仲間のために仲間を助けお互いの敵を殺す報復の源
秦の始皇帝が出てこないキングダムの話。
事実に基づいた映画かと思ったら実際の事件を基にしたフィクションだった。どうりでFBIメンバーが強すぎるわけだ。
イスラム教過激派はなぜこんなことするかは池上彰さんから勉強します。
Cozy39

Cozy39の感想・評価

2.4
出だしのサウジとアメリカの関係史から始まるところ何かは期待感一杯だったですが、一応考えさせる問題だが、派手なアメリカ無双のアクション映画の側面が強くなっているのは勿体ない。

ちなみに現在、シェールオイルが出てからは、アメリカは大産油国になり、輸出出来る程です。採算ラインは物凄く高いでので、安く出せるサウジとは石油に関しては敵対するほどになりました。
Nob

Nobの感想・評価

3.5
双方同じ台詞で締めるラストシーンが、この作品の全てを物語っているのであろう。

冒頭、穏やかな風景を一変させる爆破テロの映像は、まるでドキュメンタリーを観ているような生々しさで、不条理で悲惨な状況が、よりリアルに伝わってくる。

主役のジェイミー・フォックスが劇中で語った「我々アメリカ人は必ずしも完璧ではないし、世界を救うことも出来ない…」という台詞が印象的で、よくありがちな「アメリカこそ正義!」のような、偏った作風になっていない所が好感がもてる。

復讐は復讐を生む…、観終わった後も辛く虚しさが残る作品であった。
>|