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黒い画集 第二話 寒流のkojikojiのレビュー・感想・評価

黒い画集 第二話 寒流(1961年製作の映画)
3.3
1961年 監督:鈴木英夫
2022.09.18視聴-425 評価3.3
● 池部良(沖田)
● 新珠三千代(奈美)
●平田昭彦(桑山)
 前作品とは全く関係なし。前作の恐ろしさはない。第一集が面白かったので第二集もと思って観たけど、この映画はおすすめできません。
 松本清張作品とは思えないオチ。
 途中までは十分楽しんだんですが、最後のオチが酷すぎる。
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 銀行の支店長である沖野は、新任の挨拶廻りの時に、割烹料理屋「みなみ」の女主人・奈美を知った。沖野は、常務取締桑山は学校の同窓で、強引に抜擢されていた。
 ある日、奈美が増築のため1千万円の融資を頼み来て以来、そ二人は親密の度を増していった。しかし女好きの桑山が二人の間に割り込んでくる。
 新しい融資をめぐって、沖野は宇都宮に左遷される。この左遷には桑山が関わっていた。

 どこにでもおきそうな話。金融関係に勤めていれば、恐らく同じような事を頻繁に経験しているばず。身につまされて、きついが、後が続かない。
 
 オチはさっぱり。面白いといえるシーンも無く、残念だが、×。

池部良、新珠三千代といった新鮮な俳優陣を、後一つ生かしきっていない。非常に残念だ。
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