のんchan

ダンス・ウィズ・ウルブズののんchanのレビュー・感想・評価

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)
5.0
『狼🐺と踊る男』
ケヴィン・コスナー最高傑作🌟
32年前公開され、コスナー自身34歳時に製作、監督、主演を務めている。
本作で圧倒的な数の賞を受賞し、才能、存在感、人気を際立たせた🏆

12年程前に2度目を観てから3度目の鑑賞だが、ほぼそのまま覚えていた。それ程に印象深く総合的に優れている内容と改めて痛感した。
3時間が短く感じるし、この世界観にもっともっと触れていたい、観ていたいと余韻に浸った。


1863年秋、テネシー州は南北戦争の激戦地。北軍の中尉ジョン・ダンバーは右足に重傷を負い切断を余儀なくする一歩手前。自殺行為覚悟で敵軍の前に囮となって馬を走らせた。その功績を称えられ英雄となり、自由に勤務地を選ぶ権利を与えられる。
自ら選んだ地はサウスダコタ州のセッジウィック砦。愛馬のシスコ🐎と共に向かった先は見渡す限りの荒野で、誰一人生存しておらず、そこで従軍を待ちながら自給自足の生活を始める。孤独の中、近付いて来る狼をトューソックス🐺と名付け仲良くなるしかないそんな暮らしをしている時、インディアン(スー族)が馬を盗みに来たことから、戦闘意欲を感じないスー族と少しづつ距離を縮めて親交を深めて行く...白人とインディアンが家族さながらに契りを結ぶには、まず言葉を理解するところから始まった。
『狼と踊る男』それこそ、スー族から命名されたインディアン名だった✨


⚪︎1990年に《西部劇》という衰退したジャンルで映画界を引き上げたこと。

⚪︎インディアン側の視点で描いていること。インディアン(スー族)はその13年後に消滅してしまったことを伝えている。

⚪︎CGがあるはずもない時代に、数千頭のバッファローを確保するため、そしてそのバッファローを走らせる広大な土地を確保するために奔走し、私財を投げ売り製作している。

まだまだ様々な難儀を抜けて、ここまで引力のある作品に仕上げていて感動する。完成度が非常に高く見応えが結集している。

とにかくコスナーはロン毛で毛量もまだあるし、カッコ良すぎて目眩がしそう💘全裸にもなってますよ、後ろ姿は脳裏に刻みました🥺
本人はインディアン(チェロキー族)ドイツ、アイルランドの混血なので、インディアンの気風に惹かれていたのだろうか?
スポーツ万能のコスナーはもちろん乗馬が上手だし、動物との自然な触れ合いにも温かさがある。
自分を演出するのが上手い👏
ドンピシャで役にハマり切っていました🌟

未鑑賞の方、長尺だけど、西部劇だけど、ご覧になってみてください。人間の本質、生き方って何だろう?を気付かされると思います✨


※コメント沢山頂き、午後になりやはり満点💯で良いじゃない❣️って気になったのでスコア変更します😄
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