ダンス・ウィズ・ウルブズの作品情報・感想・評価

「ダンス・ウィズ・ウルブズ」に投稿された感想・評価

アラビアのロレンスを彷彿とさせるアメリカ開拓時代の壮大な叙情詩。一つの文化の終焉。いちいちあだ名がツボ。笑ってる顔て。
ケビン・コスナーによる、ケビン・コスナーの為の映画。

まあ、俳優から監督への道を歩む人は、それほど多くはないけど、当時は大絶賛された作品。何しろ、この当時まで(1991年までの多分10年くらい、いや、マカロニウェスタンを除けばジョン・ミスター西部劇・ウェインの最後の出演作『ラスト・シューティスト』が1976年ですからピタリ15年ですね)全く流行らなくなった西部劇を復活させた映画として迎えられたのを思い出します。最も、インディアンという言い方そのものをネイティブ・アメリカンと言い始めたのもこの頃からなので、多分ポリティカルコレクト的に批判し難かったのかも知れませんけど。


南北戦争でふとした事から英雄になり、任地を自由に選べる立場になった事から、最後の開拓地を選んだダンバー(ケビン・コスナー)は…というのが冒頭です。


まあうる覚えですが、ネイティブ・アメリカンに配慮しているとは言え、まだ、最後の開拓地とか言ってる段階で日和りまくりなんですが、狼が出てくるのが良かった。

それにちょっと長いんだよね。確か、この映画の後から、また長い映画が流行り始めたんだと思う、あくまで個人的な体感ですけど。
琉太

琉太の感想・評価

4.3
長さを感じず一気に観れた。
この頃のケビンコスナーは良かった。
Kohsan

Kohsanの感想・評価

4.0
大好きな作品。生まれて初めて観た洋画E.T.の影響からか、異なるバックグラウンドを持つ者同士が分かり合えるストーリーには心から感動します。疾走感と雄大な自然に憧れます!
バッファローの大群を追い回すシーンがすごい。一体どうやって撮影したのだろうか。
この映画を観るなら、高画質なものでの観賞が断然オススメです。雄大な自然や動物たちがとっても美しいので。

『蹴る鳥』がきたろうに見える。『風になびく髪』は高杉亘さん。同じモンゴロイドだもんなぁ。自分にも名前をつけてもらいたい。

恐れを抑え相手に対し興味を持ち、文化や言葉の違いを認め合って互いに歩み寄れば、きっと真に心を通わせることが出来るのだ。

3時間はちょっと長いけど、心穏やかになれる良作です。
yadakor

yadakorの感想・評価

3.0
ほんとアメリカ人こういうの好きだな
結局一番かっこいいのは白人で、インディアンはそのスパイスでしかない
侵略しといてよくこんな映画作れるなあ、史実ならまだしも
ただ景色はかなりいいので娯楽として割り切れれば楽しいのかも
まあまあ。確かにアバターの元ネタだ。長い。もたもたしすぎ。
あさ

あさの感想・評価

4.5
史実に基づく映画の持つパワーって本当にすごい
白人なら白人、インディアンと触れ合えば裏切り、その中間の存在であることが許されないことが悲しい。憎しみでしか線引きができないのかな。
白人至上主義を一概に非難するより、日本にもこういう人種や種族排斥はあったことも頭の片隅に置きたいなと思います
そもそも開拓のために先住民に対して暴力で向き合おうとすることが恐ろしい。

それにしても馬と狼狙ったのは許さない…
crimson

crimsonの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この詩的で美しい映画を製作するために、私財を投げ売ってまで尽力したケビン・コスナー。
漢だネェ。

アメリカの歴史【アメリカ人側からの】を否定するような作品なだけに、どこの映画会社も【ダンス・ウィズ・ウルブス】が、まずヒットするなどとは考えてもいなかっただろうし、ましてやオスカー総ナメすることになろうとは夢にも思わなかっただろう。

アメリカ開拓時代…開拓っても、白人【英国人】がネイティブ・アメリカンから武力で土地奪って虐殺するわけで、要は開拓って名の侵略なんだけどね。

ある駐屯地に派遣された1人の白人将校がネイティブ・アメリカンとの触れ合いの中で人間らしさを学び、やがては家族に迎えられるのだが…。
時代の波は容赦なく彼らを破滅へと導いていく…。
てのが物語の肝。

ネイティブ・アメリカンの精神世界があまりにも詩的で素晴らしい。
劇中の言葉もネイティブ・アメリカンの言語を使用すると言う徹底振り。 広大な大自然やバッファローの群れを描いた映像の美しさ、焚き火や星の美しさ。
詩的な台詞の数々。映画は3時間を超える長さだが、全く苦にならないし、気にさえならない。



ネイティブアメリカンとの交流の中、かつて高慢で無知だったダンバー中尉という名の白人の魂は死に、【狼と踊る男】として生まれ変わる。
生きるその意味を知り得た時、彼は白人としてではなく、1人の人間として、正しい道を選択する。

【蹴る鳥】や【風になびく髪】との友情が深まる中、彼らに容赦なく襲いかかる時代の波。安息の日々はやがて悲劇を迎えることに…。

はっきり言ってアメリカという国が大嫌いだ。世界の支配者、それがアメリカだと言わんばかりのアメリカがだ。だが、そんなアメリカの唯一の救いは、こういう作品をアメリカ人自身が作り、それが評価される懐の深さにあると思っている。

だからこそ【ダンス・ウィズ・ウルブス】に込められた思いが、ブッシュ親子に伝わらなかったのが残念でならない。
kazuuu

kazuuuの感想・評価

4.0
雄大な自然の中、馬でかけるケビンコスナーがかっこいい。
開拓地の民族の歴史を知っている私たちが観ると、ラストシーンがなんとも悲しく感慨深い。
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