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風の輝く朝にのclydebarrowのレビュー・感想・評価

風の輝く朝に(1984年製作の映画)
4.2
遠い昔に観たけれど、もう一度。

最初から最後まで、フェイはナンを守りたかったのだと思う。今回そんな風に受け止めてしまったのは、年を重ねたせいか。

ナンはお嬢様なだけになかなかのかまってちゃんで、いわゆるファム・ファタール。彼女を守れるほど強くない男は生き残り、彼女の願いを聞き入れ守り続けた男は、自分のその思いに殉ずる。

観る度に新しいのは、名作の証。さすが香港ニューウェーブ。
今や幻の香港。
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