ツクヨミ

最後の猿の惑星のツクヨミのレビュー・感想・評価

最後の猿の惑星(1973年製作の映画)
3.6
旧猿の惑星シリーズ5作品目最終章。
人間との戦争に勝利したシーザーたち猿は、森の中に村を作り仲間となった人間たちと暮らしていた。ある日マクドナルドから亡き廃墟に両親の映像が保管されていることを知らされたシーザーは、それを探しにいくことになる…
今回は残った人間たちとの戦いがメインとなっているが、裏のテーマは内部の敵アルドーとの確執も描かれている。ラストにマクドナルドも指摘していたが、シーザーたち猿は結局人間らしくなってしまってたと感じた。殺人は最も重い罪、まぁ至極当然のことなのですが。
オラウータンのメンデスが語っていた、我々運転手はレールの上を走っているがレールを選ぶのは我々だは、ラストから先の未来を示唆しており、地球は滅ぶのか猿は人間と共存を続けていくのか、どちらに転ぶかわからないというのも考えさせられて良い展開だと感じた。
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