最後の猿の惑星の作品情報・感想・評価

最後の猿の惑星1973年製作の映画)

BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES

製作国:

上映時間:87分

3.2

「最後の猿の惑星」に投稿された感想・評価

★ さるにはなりたくない 
  さるにはなりたくない
  (たま『さよなら人類』より)

『猿の惑星』シリーズの着地点ですね。
完結編として考えると否定的な意見が多いのも分かりますが、低予算なりに整っていたと思います。何よりも、五作品を鑑賞し終えた充実感はありますからね。それだけでも十分な気がします。

ただ、冷静に捉えれば、痛々しさが先行するのも事実。

例えば、主要人物たちの希薄な印象。
主人公の《シーザー》も、彼を助ける人間も、対立するゴリラも。物語の都合で配置された“駒”のような扱いなので、彼らに感情を寄せるのが難しいのです。

その中でも《シーザー》については、両親の映像(音声)に触れた場面で、その印象を覆す好機がありましたけど…何しろ、彼はサルですからね。特殊効果を施した面相から感情を読み取るのは至難の業でした。

また、今回も人間とサルは対立しますが、どちら側からも“知性”を感じなかったのは痛ましい限り。警戒心で気勢を上げる人間たちや、権力を求めるゴリラたちは仕方がないとしても、主人公側も五十歩百歩…というのは肩が下がりますね。

だから、物語終盤の戦闘場面も。
あまりにも杜撰な作戦と、杜撰な索敵。
低予算でエキストラが少ないのも相俟って、命を懸けた“戦争”に見えなかったのは、寒々しい話でした。

まあ、そんなわけで。
色々と手厳しいことばかり書きましたが、これにてシリーズ作品制覇。充実感で胸がいっぱいなのです。きっと、地上波で放送していた“10時間ぶっ通し『猿の惑星』”で鑑賞していたら…もっと感慨深かったのでしょうね。

さて。
次は“新三部作”。
映像も脚本も21世紀仕様になっているのでしょうから、純粋に楽しみです。

…え?ティム・バートン版?
何それ、知らない。美味しいの?
猿の惑星見てると人間であることがイヤになる。と同時にゴリラが嫌いになる。
最後、まあまあの力で髪引っ張ってたな( ; ゚Д゚)
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.8
オリジナルシリーズ第5作。
奴隷時代の憎しみを持ち続け、人間など殺して武力で支配してしまいたいゴリラの将軍。地下で生き残ってて猿を滅ぼしたいと考えている人間。シーザーが猿と人間の共存を望んでも、憎しみと武力行使で生きているような人や猿のせいで無駄な犠牲を生んでしまうのが悲しい。猿は猿を殺さないはずなのに、復讐のためなら許されるのか?という場面が見ていて辛い。
シリーズ最終章としては一番希望のあるラストなんじゃないかなと思った。全部見終わって感無量。
征服の続編としてシーザーが猿と人間の共存を目指して奮闘していました。ゴリラが障害になるっていうのが2作目を意識していて良かったです。少し冗長な演出が多かったかなという印象。ラストにはシリーズ通して観たからこそ感動するシーンがありました。
Ren

Renの感想・評価

3.0
人間と猿の戦闘シーンはこの映画の山場だが、時代も時代でかなりしょぼい。
終わらせるためだけの映画のように感じてしまった。
andy

andyの感想・評価

4.0
ついにシリーズが完結し、達成感と寂しさを感じます。1作目に繋がる救いのないラストかと思いきや、希望を残す終わり方で後味が良かったです。スタッフロールの余韻がたまりません。人種差別、核兵器、戦争と平和など、様々な難しいテーマを扱った猿の惑星シリーズですが、今後も色あせることがないように思えます。
ごとー

ごとーの感想・評価

3.0
2015/07/03
お互いがお互いのことを知らないし知ろうともしない。そんなところから戦争やなんやらに発展するのかなーと。最後はよかったけど見終わるのに時間かかった……
思ってた以上に楽しめた。
過去作を全部みてる事が前提ですが。

このレビューはネタバレを含みます

母のテープを取りに人間のいる場所に向かったシーザー一向は、侵略と誤解され人間から攻撃を受ける。これを受けゴリラは密かに人間への攻撃計画を立てるが、それをシーザーの息子コーネリアスが偶然聞いてしまう。それを発見したゴリラの将軍アルドーは、口封じのためコーネリアスを殺す。コーネリアスの看病につきっきりになるシーザーに対し、発言力を増す好戦的なゴリラたち。人間が攻めてくると、猿たちは応戦をし、撃退。その後、アルドーのコーネリアス殺しが明るみに出て、シーザーほアルドーを殺してしまう。猿は猿を殺さないという禁忌を破り、復讐のため図らずとも猿殺しをしてしまったシーザー。また、それと同時に奴隷的身分だった人間も人権を訴え、解放するところとなる。かくして新たな秩序を迎えた猿と人間たちの未来はどうなるのか。最後はシーザーの死後、人間を猿も入り混じりつつ、彼を讃えて教育がされるシーンで映画が終わる。ゴリラが王シーザーのいない間に発言力を増し、軍国主義に傾く流れは人間のそれと重なる。ただ、戦闘シーンチープすぎ。もう少しなんとかならんかったのか。
Damien

Damienの感想・評価

3.3
シリーズラスト
前半はややグダグダで飽きた
後半からしっかりとメッセージ性が込められていたりと見所が多い
シーザーは未来を変えることができたのか.....?
ここが重要な作品だと思います
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