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最後の猿の惑星のごはんのレビュー・感想・評価

最後の猿の惑星(1973年製作の映画)
4.0
とりあえず5部作のラストを飾る作品。

前作のラストから随分環境変わったな…と言う状態からスタート。
その前に前々作、前作のダイジェスト的説明が入るので、続きものを見るにあたってはだいぶ親切設計。

人類はまだ話せるし、一応共存と呼べるような…って状況だけど環境としては一作目に近いかな。

前作のラストからこの作品までの間の争いを見たかった気もするけど…


猿内での思想の違いやら、猿の支配下に置かれていない生き残り?人類との闘いだったりが描かれる。

また記録上?猿の歴史上初の殺人?殺猿事件が発生し、そのあたりの倫理観、宗教観に触れたような話は考えさせられる。

猿同士の殺しはダメとしながらも、殺してしまった場合どうするのか?ってところを決めていないが故に復讐による殺しに繋がってしまう…仮に死刑ならそれはそれで猿は猿を殺さないってルールからは反するだろうし…
うーん。
まぁこうやって法律とかって出来ていくのかな…?


一応完結作品ということにはなるんだろうけど、これは何を持って完結したのだろうか…と言う気もする。むしろここからな気もする。

とりあえず人類の技術の進歩からすると、ここから1作目の歴史にはつながらない気がするんだけど、そう言う事でいいのかな??


5部作どれもそんなに長くないので一気見はしやすいそんなシリーズ。
とりあえず名作と呼ばれるシリーズなので見ておいて損はないはず。特に1作目は。
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