ジャック・リヴェットの映画はクセが強く苦手なのだが、これはそこそこ楽しめた佳作。子供みたいな大人が沢山出てきて恋愛ゲームに興じるジャン・ルノワールの『ゲームの規則』みたいな趣向で如何にもフランスらしい。
アンナ・カリーナが出演していたとは気付かなかった。🙄途中から若干フィルムノワール調になるのも面白い。
何よりもパリ郊外のロケーション撮影が素晴らしく、手持ちカメラの臨場感もありダイナミックで飽きさせない。台詞がやや現実離れしている辺りはご愛嬌といったところか。
この監督の『セリーヌのジュリーは舟で行く』みたいなキツさと支離滅裂さが無くて取り敢えずホッとした。俺もこんな恋愛ゲームしたいな〜。羨ましい。🤤🤤🤤