まいたらしえくらん

赤い殺意のまいたらしえくらんのレビュー・感想・評価

赤い殺意(1964年製作の映画)
1.0
一瞬出てしまうはずの春川ますみの「山出しのちょっと粋なねえちゃん」の表情を徹底的に排除する監督なんて絶対に認めない。

そういえばカメラのレンズどころかクレーン隊までうかがわす勢いで国鉄に影が反映してたけどもこれはボンネットにのっかる『男と女』のルルーシュのケースとは違って"映画"が映りこんでいるのではなく、"なになに組"が映りこんでいるのにすぎないのであって、そこが非常に今村昌平らしく感じた。