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赤い殺意のwantaroのレビュー・感想・評価

赤い殺意(1964年製作の映画)
3.0
ぼそぼそとした東北訛りか全然聞き取れなくて前半は大苦戦。字幕なくて困った。
最初に映る、小さい檻に入れられたネズミが、この映画を象徴しているようだった。
姑にも旦那にもいびられっぱなしの貞子。言われっぱなし、されっぱなしで、見ていて憂鬱。
そんなある日強盗から脅され強姦されその後もつきまとわれる。盗みに入ったくせに、好きだなんだと迫って来てしょーもない。
旦那や性的に求められている時だけは貞子が艶めかしく綺麗に見える。どんな境遇にあっても、雌という機能だけは男に圧倒的な影響を及ぼす。
雌は哀しくも強いんだなぁと思わされた。

なんども流れるビヨンビヨンな効果音はなんなんだ。
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