ナイト・アンド・ザ・シティの似太郎のレビュー・感想・評価

リチャード・プライスの脚本が駆け足不足で全体的にテンポ悪いのが玉に瑕だが、アーウィン・ウィンクラーの演出は正攻法のハリウッド映画の美点を多く備えていて高感度大。

ジュールス・ダッシン監督の名作『街の野獣』のリメイク作品。🥊

本作でもロバート・デ・ニーロはやっぱり貫禄があるね。彼のボクシングと賭けに興じる姿が自堕落なんだけどどこか惹かれる。４０年代〜５０年代のフィルムノワールの芳香。このサイトでは低評価みたいだがぼくは好きです。