ポコぞう

ジャイアンツのポコぞうのレビュー・感想・評価

ジャイアンツ(1956年製作の映画)
3.3
なっがー!!

作品時間がめちゃくちゃ長いです。

途中で休憩🍵タイムが組み込まれてました。

褐色人種、メキシコ国籍への差別が
色濃く残る時代のテキサス。

大牧場主のベネディクト家に嫁いだ東部で育ち、
洗練され、公平な目を持つエリザベス テーラー。

そして、牧場で雇われるアウトローながらも純粋なジェームス ディーン。

30年に渡るベネディクト家のお話。

ベネディクトだけではなく、
ジェームズも差別的な感情を持ってるんですね。

首級の3人のどの視点で観ても、
楽しめる映画ではありました。

恋愛、差別、夫婦の仲、価値観、
成り上がり、叶わぬ恋、親の思い通りにならない子供達、戦う価値、
差別脱却への一歩、ベネディクト家の未来。

エリザベスとジェームズはもう少し何か
あっても良かったですが、
ジェームズのアル中演技は素晴らしかった。

ベネディクトの長男がどっかで見たことある
と思ったらデニスホッパーでした。若っ!

ジェームズの遺作となりますが、
タイトルの意味が作品からは分かりませんでした。

調べると成功者や豊富な油田を
意味するようですが、
成功者という意味では、
最後30年を費やし理想の家族に近づく
ことができたエリザベスが成功者だったのかもしれません。

ジェームズ目当ての場合は不完全燃焼感があります!
ポコぞう

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