イ・ビョンホンの演技が凄かった。。。
冒頭のただのその辺のオッさん感といったらもう、スターの輝きゼロです。
全て失ったオッさんがマンションの
住人達からの期待を全身に受けて、
徐々に死んだような目に精気が戻り、
そして狂気に目が血走って行く。。。
パク ソジュンは初めから最後まで、
パク ソジュンでした。
落ち着いた好青年の演技を最後まで
魅せてくれました。
大惨事が起きた韓国ソウルに唯一
崩壊せずに残ったマンション。
多くの避難民がやって来るが、
救助の兆しも無く、次第に不足して行く
物資と食料。。。
そしてマンション住人側のストレスも
増えていき、決断した答えは、
「極寒のソウルの路上に住人以外を全員追い出す」
ここから始まる憎悪の連鎖。
そしてイ・ビョンホンの秘密を知る
女の子の登場。
崩壊した街以上に崩れていく
マンション住民達との信頼関係。
そこにマンションに襲いかかる暴徒達。
主人公達は無事に明日を迎えることができるのか!?
ラストの柔らかな日差しのシーンに
人について色々と考えさせられる作品です。