思えばミシェル・ファイファー出演の作品をあまり見たことがない。
過去の出演作品、色々見たくなっちゃいました。
それだけ彼女が一番魅力的だったと言える。
地味っ子が妖艶なキャットウーマンに変身するのも、
本当の私はコッチよと言わんばかりで最高でした。
そんな彼女に、ブルース・ウェインなんてイチコロ。
洞窟の暗い場所でPCいじってる御曹司ですよ。
家庭的な女性なんて好きじゃない感じ出てます。
探し求めるは同じ変態性あるキャットウーマン。
でも恋愛不器用なので、またしても去られることに…
寂しさから猫をお持ち帰りしてしまう。
アルフレッドがいなければ彼もまたヴィランになるかもしれない。
そして最大に悲しきキャラクターのペンギン。
生い立ちから、表に出てきた時の周りからの扱い、
希望を見せてからの絶望、オズワルドを捨てた怪人。
最後のペンギン達の姿が泣けてきます。
コイツは本当に可哀想なヴィランだ。
クリストファー・ウォーケンの役柄も素晴らしく、
この男がいなければ、みんな闇に染まらなかったのでは?
事件が解決してスッキリするヒーロー映画ではない。
ティム・バートン独特の色が強烈です。
闇に生きる人々の生きづらさが描かれている。
そんな彼らにメリークリスマス