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バットマン リターンズのduneのレビュー・感想・評価

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)
4.0
バットマンと対峙する哀しく憐れな怪物たちに重きを置いた作品。

非常にフェミニズム的な脚本でティム・バートンの持つ世界に働きかける想像力と箱庭的世界のセンスは現代においてむしろ強度を増しているとも言える。

特にキャットウーマンとペンギンは、まさしく環境によって形作られてしまった悪人として弱者へのエンパワメントとして機能するキャラクターであり、正義の執行人としてのバットマンという定義を揺るがす理想的な続編映画。
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