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めぐりあいのcsmのレビュー・感想・評価

めぐりあい(1968年製作の映画)
5.0
荒木一郎の曲、和田誠のかわいい文字、人混みの中跳ねまくる多動な黒沢年男のはじまりから感無量。運動しまくり。死んだ夫の弟・有島一郎から求婚されてる森光子は保険の外交やって毎晩晩酌。久々にあのいやらしさ見て感服。ヤングなエネルギー持て余す年男の居場所は団地のベランダ、そっくり!と思ったらホントの弟さん。昼飯ももつ焼きもクソまで一緒の工員たち。ドリームランドで子供の命預かってケタケタ笑う強いワコちゃんじゃないと年男を乗りこなせないね…幸せになってくれお若い二人よ。海岸でワコちゃん見失って貝殻もらうとこ、その貝殻でやっぱ出来ないハシゴのちょんの間とかもう全てが輝いてた。この頃の黒沢年男の一級品ぶりが眩しくて眩しくて。峰岸も良かった。
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