ふりむく雑踏

2001年宇宙の旅 新世紀特別版のふりむく雑踏のレビュー・感想・評価

3.7
知恵の行くすえ。

最後に出てくる赤子の目に現代や自分たちは映り込んでいるだろうか

モノリスの背後にツァラトゥストラはかく語りきが流れることとか、色々な表現、解釈に時代(1960年代)を感じるけど、それはそれで当時の人間の感覚や、そこからの現在のおける変化も感じ取れて面白く思った。
 当時、徹底的に想像力や知恵を絞り、予算、技術を投入して創り上げた凄みを今でもひしひしと感じることができると思う。
 言うまでもなく名作だし、色々なものに影響を与えたのも頷ける。