かなこ

2001年宇宙の旅 新世紀特別版のかなこのレビュー・感想・評価

3.8
むーちゃくちゃ難解。
見た後、解説やらレビューやら読み漁った。😂

人類の夜明けと木星使節の話はなんとなくは理解できたけど、木星 無限の宇宙の彼方への章は解説読まないとちんぷんかんぷん、そして解説読んでもまだよく分からない。でもそれでいいってことみたいね😂笑
本当の意味で理解するには原作の小説読むのが必須のようです。。

オープニング、タイトルがドーーンと出てくる所がかっこよすぎてゾクゾク!どんな映画か期待しまくった。
見てる間は終始どうやって撮影したのかばかり考えてたなぁ。
これが50年前の作品でアポロ計画より先に作られたっていうのは本当にすごい話だ。
本当にハイセンスで全然古さを感じさせないし、音楽も素晴らしい。
物語の感想はとくにナシ。笑
難解すぎて理解出来なかった。。

見た後、いろいろ解説を読んで思ったのは、キューブリック監督の拘りがすごいってこと。
ただ難解で長くて意味の分からない映画ってわけじゃなくて、その全部に意味を持たせてる。すべてが演出で、こういう意味があるんだって分かると、これだけ評価されてる意味がわかる。すごい人だわ。

科学技術の進歩、人工知能と人類の共生、感情を持つモノに対する倫理観、人間(精神)が遅かれ早かれやがて到達する究極の姿とは、、

生命体はそもそも子孫を繁栄させるためにここまで来たかもしれないけど、この先、生命の定義は肉体でなく、成長し続ける精神になって、人類はいつか生命体の目的を外れて、限りある肉体を捨て、永遠の精神を残すようになるのかも。

とまあ、いろいろ考えさせられました。
深いテーマを見る人の想像に任せて考えさせる映画🎞

また他のキューブリック作品も見てみたい!
かなこ

かなこ