ゴン吉

虹をつかむ男 南国奮斗篇のゴン吉のレビュー・感想・評価

虹をつかむ男 南国奮斗篇(1997年製作の映画)
3.9
奄美諸島を舞台に、東京の実家でなんとなく生きていた青年が、様々な人々と出会いながら成長していくカミング・オブ・エイジ・ムービー。
山田洋次監督が原作と脚本を務め、吉岡秀隆が主演、西田敏行、哀川翔、倍賞千恵子、田中邦衛らが共演、小泉今日子と松坂慶子がWマドンナを務める。 

九州で映画館を営む男(西田敏行)が、姪御さんの結婚式のために東京にやっくるが、ひょんなことから以前彼の映画館でバイトをしていた青年(吉岡秀隆)の自宅兼実家に一晩泊めてもらうことになる。
青年は、いつも仕事が長続きせず、実家で”ぬるま湯”の生活をしていた。
それから1か月後、青年は今回も仕事を辞めて、先日再会した映画館の社長に会うため、現実逃避の旅に出る。
しかし社長の映画館を訪ねると、休館中であった....  

山田洋次監督が、過去にメガホンをとったり脚本を務めたヒット作”男はつらいよ”や”釣りバカ日誌”のレギュラー俳優陣を集結させて作成したヒューマンドラマ。
東京でだらだらと生きていた青年が、南国の奄美で様々な人々と出会いながら人を愛することを知り、家族を持つことの責任を学びながら成長していく。
青年は子持ちの年上の女性に恋をし、映画館社長は人妻との恋愛を繰り広げる。
「愛する人がいれば どんな辛いことも耐えていける」
果たして青年や映画館社長は幸せを掴むことができるのか? 
「ちゃ~ん ちゃ~ん エンドマーク」 

2023.3 BSテレ東で鑑賞(シネマジャパン)
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