1950年 アメリカ🇺🇸
エリア・カザン監督のサスペンス作品
舞台はニューオリンズ
港で外国人と思われる男の他殺死体が発見される
検死の結果、彼は肺ペストに感染していた
衛生局と地元警察はタッグを組んで感染の広まりを阻止しようとする
ペストは黒死病とも言われ飛沫でかんせんし、その致死率は90〜100%で中世ヨーロッパ流行した際は人口の三分の一が亡くなった恐ろしい伝染病
町がパニックに陥る前に感染していると思われる犯人を見つけたい衛生局の博士
彼の意見をなかなか信じてくれない地元警察
外国人の素性は不法就労目的の密航者
なかなか足取りが掴めない
そして徐々に感染者がみつかりますが地元の労働者達からは依然強力は得られない
今みると感染対策に緩さを感じますが、見えない敵と捕まえるべき犯人の両方を追うストーリーはなかなかハラハラさせてくれます
熱い情熱で突っ走る衛生局の博士と地元警察のベテラン刑事とのバディ・ムービー的な雰囲気もあります
衛生局の博士に当時の売れっ子俳優、リチャード・ウィドマーク
悪党役がジャック・パランス‼︎本当にねちっこくて嫌らしい男を熱演
ラストの逃亡劇も面白い💨💨💨
だ博士の奥様が絵に描いたような「理想の妻像」すぎで、彼女とのホームドラマのようなやり取りは映画全体の緊張感を削ぐもので、いらなかったですね💦