このレビューはネタバレを含みます
父親の遺産が自閉症の兄に譲られたことに納得がいかない弟チャーリーが、兄レイモンドを連れ出してみたけれど、兄弟愛を感じて楽しくなってきちゃったっていうロードムービー!
トムクルーズがずっとキレててすごく良かった。特に良かったのは、レイモンドが 魚のフライがいつもは8本なのに4本しかないって文句を言ったときに分度器をぶっ刺して無理矢理8本にするところ。めちゃくちゃ笑った
でもモーテルでベッドの位置直してくれたり、シンシナティからロスまで運転してくれたり実はちょっと優しいところがすきです。
会話だけ見ると兄弟逆なんだけど、チャーリーがちゃんと弟に見えるからすごい。最後なんて、チャーリーの表情が「お兄ちゃん行かないで」って言ってるような小さい子どもに見えてほんと悲しかった。あんなにキレ散らかしてたのに。泣くよあれは
レイモンドの生活は全てルーティーン化してるから、2週間後チャーリーと会える日を、120万9600秒をカウントダウンしながら待ってるっていう解説を読んでちょっと救われた。とてもとても好きな映画でした