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レインマンのtotomのネタバレレビュー・内容・結末

レインマン(1988年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

1949年型ビューイック・ロードマスターのコンバーチブル
【ストーリー】高級車のディーラーを行っているチャーリー・バビット(トム・クルーズ)は長い間疎遠になっていた父親の訃報を受け取る。父親の遺産目当てに彼の家を訪問するが、バラと自動車以外のすべての財産が、今まで存在も知らなかった自閉症の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)への信託財産として運用されることを知る。遺産を手に入れるため、チャーリーはレイモンドを病院から連れ出す。しかし、受託者と遺産の交渉を行うが、上手くいかず、チャーリーはレイモンドを連れてロサンゼルスの仕事場へ戻ることにする。初めチャーリーはレイモンドに対して憤りを感じるが、徐々に打ち解けていく。ある夜、レイモンドの'レインマン'という言葉をきっかけに、漠然と記憶していたチャーリーが幼い頃のヒーローであるレインマンが、レイモンドであることを知る。さらに、レイモンドとチャーリーはかつてひとつ屋根の下で暮らしており、レイモンドがチャーリーを危ない目に合わせたことで、レイモンドは自ら病院で過ごすことを選んだのだった。チャーリーは会社の経営がうまくいかず、賠償金の金を手に入れるため、レイモンドの記憶力を活かし、カジノで一攫千金を狙う。レイモンドのおかげでチャーリーは大金を手にするが、ブラックジャックでカウントしていることがバレてしまい、やもを得ずカジノを後にする。レイモンドと心が通じ始めたチャーリーはレイモンドと一緒に暮らすことを希望するが、結局レイモンドは決断能力、コミュニケーション能力が欠けていると診断され、病院に帰ることになり、チャーリーは面会することが認められた。チャーリーはレイモンドとの別れ際、彼が振り向いてくれることを期待したが、レイモンドは時間通りにテレビを見るのだった。
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